Linux

AlmaLinux8.5のisoダウンロードとOSインストール

isoダウンロードとOSインストール

サポートの終了したcentos8の代わりとして、有力な移行先となっているAlmaLinux。

今後触れる機会も増えるだろうということで、
今回はAlmaLinuxのisoダウンロード方法とインストール方法についてご紹介していきます!

今回インストールするバージョンは8.5で、VirtualBoxを利用していきます。
他の環境を使用している方は、適宜読み替えてご覧ください。(VirtualBoxを操作する箇所以外は基本変わりません)

この記事では以下のことが分かります!

  • AlmaLinuxのisoファイルをダウンロードする方法
  • AlmaLinuxを最小構成でインストールする方法

 

AlmaLinuxのダウンロード

早速インストールと言いたいところですが、その前にisoファイルをダウンロードします。

バージョン8.5をダウンロードするには、AlmaLinuxのISOダウンロードサイトを開いて
「The following mirrors are nearest to you:」から好きなミラーを選択します。

私は「ftp.sakura.ad.jp」を選択して、「AlmaLinux-8.5-x86_64-minimal.iso」をダウンロードしました。(最小構成でインストールするため)
ダウンロードページでminimalを選択

AlmaLinuxのインストール

isoファイルがダウンロードできたら、VirtualBoxを開いて仮想マシンの作成・OSインストールしていきます。

  1. VirtualBoxを開いて「新規」をクリックします。
    マネージャーで新規を選択
  2. 「名前:」に任意の名前を入力します。(この名前はホスト名ではなく、VirtualBox内のインベントリ名です。)
    また、「タイプ:」を「Linux」に設定し、「バージョン:」を「Other Linux (64-bit)」に設定して、「続き」をクリックします。
    名前とタイプを選択する画面
  3. メモリサイズを指定します。今回は「1024MB」に設定して、「続き」をクリックします。
    メモリーサイズの設定画面
  4. 仮想ハードディスクの割り当てを設定します。今回は新規にハードディスクを作成するため、「仮想ハードディスクを作成する」を選択して、「作成」をクリックします。
    ハードディスクを作成する画面
  5. ハードディスクのファイルタイプを選択します。今回はVirtualBoxでしか使用しないため、「VDI」を選択して「続き」をクリックします。
    ハードディスクのファイルタイプ選択画面
  6. ハードディスクのプロビジョニングを選択します。今回は「可変サイズ」を選択して「続き」をクリックします。
    ストレージ選択画面
  7. 続いて、ファイルサイズを選択します。今回は「8GB」を指定しました。「作成」をクリックすると仮想マシンが作成されます
    ディスクサイズとパス選択画面
  8. 仮想マシンが作成されたら、仮想マシンを選択した状態で画面上部の「設定」をクリックします。
    設定を選択
  9. ストレージ」を選択して、空のディスクのディスクアイコンをクリックして「ディスクファイルを選択」をクリックします。
    本記事の初めにダウンロードしたisoファイルを選択してマウントします。
    マウント完了したら「OK」をクリックします。
    ストレージタブ画面
  10. isoファイルをマウントできたので、ここからインストール作業に入ります。
    起動」をクリックして仮想マシンを起動します。
    仮想マシンを起動
  11. isoファイルからブートされ、ブート画面が表示されるため、「Install AlmaLinux 8.5」を選択して、Enterキーを押下します。
    インストールを選択する画面
  12. 使用する言語を選択します。「日本語」を選択して「続行」をクリックします。
    言語選択画面
  13. ここで画面が切れますが、画面右端の「インストール先」をクリックします。
    見切れるインストール先を選択する画面
  14. ハードディスクを選択して「完了」をクリックします。
    ハードディスクは仮想マシン作成の際に作成したディスクを選択します
    インストール先ディスクを選択する画面
  15. 最後にrootパスワードを指定します。「rootパスワード」をクリックします。
    rootパスワードを選択する画面
  16. パスワードを設定して「完了」をクリックします。
    rootパスワード設定画面
  17. 設定が完了したら「インストールの開始」をクリックします。
    インストール処理が開始されます。次の画面で進捗状況を確認することができます。
    インストール開始画面
  18. インストールが完了して、以下の画面が表示されたら、「システムの再起動」をクリックしてサーバを再起動します。
    インストール完了画面
  19. サーバ再起動後、手順11と同様の画面が表示されてしまう場合は、「設定」画面に入り以下の対応をしましょう。
    ・「ストレージ」タブを開き、「仮想ドライブからディスクを除去」を選択して、isoファイルをアンマウントします。
    isoファイルをアンマウント
    ・「システム」タブを開き、「起動順序」で「ハードディスク」を一番上に変更します。
    起動順序変更画面
  20. 無事AlmaLinuxが起動できたら、rootユーザでインストール時に設定したパスワードを使用してログインします。
    ログインできれば、無事作業完了です。
    インストール後ログイン確認画面

まとめ

今回は以下の内容をご紹介しました。

  • AlmaLinuxのisoファイルダウンロード方法
  • AlmaLinuxの最小構成でのインストール方法

AlmaLinuxを利用する際の参考にしていただけると幸いです。

それでは!

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